十勝晴れとなった2月22日(金)、帯広市内の「とかちプラザ」において、行政書士記念日事業として「無料行政書士相談会」を開催しました。
今年度は、無料相談会の開催と行政書士記念日を広報するために新聞2社、市広報紙、十勝管内に総部数126,200部を発行している生活情報誌2社、週間情報紙に開催案内を掲載し、さらに、北海道行政書士会作成のポスター、支部で作成したチラシを帯広市内と近郊の官公庁及びコミュニティーセンターに配布する活動を実施しました。
そして当日は、会場に6つの相談ブースを設置し、受付、各種パンフレット、グッズ配布コーナー及び相談者待合室を設けて開催したところ、同広報活動が功を奏してか、受付開始の10時から6ブース全てが常時埋まり、相談員は昼休憩なしで相談を受け、受付終了の午後3時まで、相談者は41名と過去最高の来場数となりました。しかし、待合室に多くの相談者をお待たせしなけらばならない時間がしばらく続くなど、運営面での改善などのいくつかの反省点も見つかりました。
相談は、相続、遺言が約6割と多く、相談の中に「夫婦しかいない。老後をどうしたらいのか」という年配者からの相談もありました。近年、高齢者の遺言、相続や金銭問題の相談が増加している傾向にあり、対応にあたっては親切・丁寧なのは勿論のこと、より一層、理解しやすい説明が求められるものと思います。
(文:田中 長親)